UNIVERGE IX2215のWebコンソールを有効化する【永石のいろいろ】

今回は、NECのUNIVERGE IX2215のWebコンソールを有効化する方法についてご紹介します。

UNIVERGE IX2215について

ix2215はNECが開発・製造している業務用ルーターです。
2026年6月現在 , EOS(販売終了)は2025/03/31, EOL(保守対応期限)は2030/04となっています。
ヤフーオークションの落札相場は4400円安いと3600円くらいで落札できるイメージです。知らんけど

使うものとか

  • コンソールケーブル
  • Tera Term などのターミナルソフト (今回はTera Termを使います)

作業

ix2215は初期状態だとWebコンソールが有効化されておらずコンソールケーブルを接続して設定する必要があります。
このようなケーブルを使ってix2215とPCを接続しましょう。

接続したらTera Termを起動してシリアル , コンソールケーブルをプルダウンから選択し、OKを押しましょう。

次にIX2215の背面にあるスイッチをONにするとターミナルに文字が表示されます。

初期化

今回は中古で購入したので初期化します。初期化の手順は

電源を入れて起動中に

Loading:#################

と出るのでこの時にCtrl + C と入力し boot[0]>の状態でccと入力すると、

Enter "Y" to clear startup configuration: Y (起動設定をするにはYを入力してください)

と出るので Y を入力します。 boot[0]>の状態に戻るので b を入力し再起動させます。

まとめるとこんな感じ。

NEC Bootstrap Software
Copyright (c) NEC Corporation 2001-2015. All rights reserved.

%BOOT-INFO: Trying flash load, exec-image [ix2215-ms-9.2.20.ldc].
Loading: ################################
NEC Bootstrap Software, Version 8.1
Copyright (c) NEC Corporation 2001-2015. All rights reserved.
boot[0]> cc
Enter "Y" to clear startup configuration: Y
% Startup configuration is cleared.

NEC Bootstrap Software, Version 8.1
Copyright (c) NEC Corporation 2001-2015. All rights reserved.
boot[0]> b

IPアドレスの割り当て

今回はGE0をWAN側、GE2をLAN側とし設定していきます。
GE2にIPアドレス(192.168.1.1)を割り当てていきます。

Router# conf t
Router(config)# interface GigaEthernet2.0
Router(config-GigaEthernet2.0)# ip address 192.168.1.1/24
Router(config-GigaEthernet2.0)# no shutdown
Router(config-GigaEthernet2.0)# exit
Router(config)#

PCのIPアドレス設定

PCとIX2215をLANケーブルで接続します。この時GigaEthernet2と接続しましょう。
初期状態ではDHCPサーバーが有効になっていないためPCにIPアドレスが割り当てられません。そのため手動でPCのIPアドレスを設定します。 今回はこのように設定しました。

IX2215と通信できるかPingコマンドを使って確認します。

C:\Users\user>ping 192.168.1.1

192.168.1.1 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64

192.168.1.1 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 1ms、最大 = 1ms、平均 = 1ms

このように返答があれば通信できています。

ユーザー登録

HTTPサーバーの有効化をする前にユーザー登録をしていきます。以下のコマンドでユーザー登録ができます。

 Router(config)# username ユーザーネーム password plain 1 パスワード administrator 

HTTPサーバーの有効化

デフォルトでは無効になっているHTTPサーバーを有効化していきます。以下のコマンドで有効化できます。

Router(config)# http-server ip enable
Router(config)# http-server username ユーザーネーム

Webコンソールに接続する

ブラウザにIPアドレス(今回は192.168.1.1)を打ち込みます。
ユーザー名とパスワードは先ほど設定したものです。
このような画面が出たら成功です。


この記事を書いた人

永石(情報通信工学部 通信工学科 2024年入学 3年生)

通信研究会 部員。通信研究会では、主に組織運営とネットワーク関係、サーバー関係を担当。第二種電気工事士。